無水晶体眼の矯正


水晶体摘出後の矯正

DSC_0040 【眼内レンズ挿入眼】
一般的な人口水晶体(眼内レンズ)を挿入した状態です。眼内レンズは水晶体同様、強度の凸度数です。
DSC_0040 【無水晶体眼】
何らかの理由により人口水晶体を入れていない眼は、眼鏡レンズ、コンタクトレンズが水晶体の役目を果たさなくてはなりません。眼球の屈折系をなすものは角膜と水晶体であり、眼球全体で約60Dの屈折力がありますが、そのうち最も屈折力のある組織は角膜の40D(全体の2/3)で、水晶体の屈折力は20Dです。
無水晶体眼であるということは、本来水晶体がもっている20Dに相当する眼鏡レンズ・コンタクトレンズで矯正する必要があります。

 

眼鏡による矯正

DSC_0040 DSC_0040 【無水晶体眼用のレンズと、眼鏡イメージ】
無水晶体眼用レンズは+12D前後。眼から矯正レンズを遠ざけると(頂間距離を大きくすると)、その凸度数は小さくて済み、眼に与える拡大の力はより大きくなるのです。矯正度数(屈折力)が減少すると倍率は増加。

 

コンタクトレンズによる矯正

コンタクトレンズの場合、眼鏡のように頂間距離がないゆえに、強度であっても網膜像として生じる倍率は最小になるでしょう。一般的なコンタクトレンズとは異なり、+25.0Dまで製作可能な東レ株式会社の「ブレスオー」があります。高酸素透過性の素材を使用しているので、眼科医の指導のもとで最長1週間の連続装用が可能です。
DSC_0040 【ブレスオー】 DSC_0040