■コンタクトレンズと眼鏡を併用する眼

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コンタクトレンズと眼鏡のバランスは、とても大切です!

大事なのは、「眼」と「レンズ」の隙間を考えること!

「コンタクト」と「眼鏡」を切り離さず、セットとしてバランスを考えること!

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コンタクトレンズを装用した状態と、眼鏡を装用した状態は根本的に異なります。コンタクトレンズ装用時は、眼とレンズの間には隙間がありません。眼鏡装用時は、眼とレンズの間には指が1本入る程の隙間があり、この隙間を頂点間距離と言います。同じ度数でコンタクトレンズと眼鏡を作った場合、この頂点間距離が影響して双方の視力は同じにはなりません。近視の矯正に用いる凹レンズには、眼から遠ざけるとパワーが弱まり視野も狭くなり、眼に近づけるとパワーが強まり視野も広くなるという特徴があります。コンタクトレンズと眼鏡の視力を同じにするならば眼鏡の度数をコンタクトレンズの度数よりも強くする必要があります。

■コンタクトレンズと眼鏡を併用する中等度近視~の眼鏡作製の注意点

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コンタクトレンズと眼鏡の視力を同じにすると、眼鏡装用時の方が物体が小さく遠くに見え、視野も狭く、コンタクトレンズ装用時では眼鏡のような違和感が出ません。眼鏡とコンタクトレンズを使う比率が同じ位であれば、双方の視力を同じに揃えるケースが多いですが眼鏡フレームのサイズ選びやフィッティングを重視しなければ、眼鏡の装用感の悪さが一歩前に出てしまうでしょう。
contact lens data

右眼) sph-4.50D 視力1.0
左眼) sph-4.75D 視力1.0

Glasses data

右眼) sph-5.00D 視力1.0
左眼) sph-5.25D 視力1.0

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コンタクトレンズ中心の生活で年齢が40代。終日コンタクトレンズ装用が基本なので眼鏡の度数は以前作った時のままというケースです。眼鏡の度数が強い為に装用感も悪く、コンタクトレンズ装用が長時間になりやすいケースで、現実に多い例です。目に異常が起きてコンタクトレンズが使えない時の事も考えて、眼鏡の度数も整えておく必要があります。

contact lens data

右眼) sph-4.50D 視力1.0
左眼) sph-4.75D 視力1.0

Glasses data

右眼) sph-5.25D 視力1.2
左眼) sph-5.75D 視力1.5

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40代の場合、もう少し眼鏡の度数を落とした方が読書やパソコンなど、手元を見る作業が楽になりますが、コンタクトレンズと眼鏡を使い分けている例です。室内と手元を優先に眼鏡の視力を制限している使い方です。中等度の近視になると裸眼の焦点距離が20cm位になってきますので、その先はボヤケてしまいます。度数を少し弱めにした眼鏡を持つことで、近い所がコンタクトレンズよりも見やすくなり、瞬きの回数が減って目が乾きやすいパソコン作業の対策にもなります。10%ほど、コンタクトレンズの度数よりも眼鏡の度数を下げたバランスは、目とレンズの隙間(頂点間距離)が影響する眼鏡の違和感が軽減できるバランスです。物体が小さく遠くに見える違和感も視力を抑えてあることで気にならなくなるでしょう。昔からある理想的な方法です。
contact lens data

右眼) sph-4.50D 視力1.0
左眼) sph-4.75D 視力1.0

Glasses data

右眼) sph-4.25D 視力0.8
左眼) sph-4.50D 視力0.8


「コンタクト」と「眼鏡」の度数は工夫もできる。Ⅰ

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40代のRさんの例です。両眼共に近視は、矯正度数-13.00Dの最強度近視で、乱視もあります。基本的にコンタクトレンズが主体となり、お仕事がインテリアデザイナーということもあって、仕事の主となるものは「パソコン」です。眼に負担がかからないように「コンタクトの度数」「眼鏡の度数」を工夫している女性です。1つの度数で「遠」「中」「近」の全てを賄うと必ずどこかに不具合が出ますので、「強」「弱」を分けるのも一つの方法です。
contact lens data

右眼) sph-12.00D 視力0.5
左眼) sph-12.00D 視力0.5

Glasses data

右眼) cyl-2.00D Ax75°
  視力0.7
左眼) cyl-1.50D Ax115°
  視力0.7

Glasses data

右眼) sph-12.50D cyl-2.00D Ax75°  視力0.4
左眼) sph-12.50D cyl-1.50D Ax115°  視力0.4

<常用>実際には乱視がありますが乱視は入れず、近くも見やすいように弱めに合わせています。 これは、遠くを見たい時用に、コンタクトレンズの上から掛けるcyl(乱視)を合算させる眼鏡です。 両眼で視力0.6の家の中用の眼鏡です。この眼鏡は、コンタクトレンズを外した時の補助です。


「コンタクト」と「眼鏡」の度数は工夫もできる。Ⅱ

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お仕事が歯科技工士の女性が近くの作業をする時にこの方法をとっています。コンタクトレンズは遠くが良く見えるように合わせてあり、そのままで細かい手元の作業をするとピントが合わせずらく目が疲れますので、+1.00Dの眼鏡を掛けて近くにピントが合いやすくしています。
contact lens data

右眼) sph-4.50D 視力1.0
左眼) sph-4.75D 視力1.0

Glasses data

右眼) sph+1.00D
左眼) sph+1.00D

常時この度数でよいのですが細かい作業には不向きとなります。 右眼)  sph-3.50D
左眼)  sph-3.75D
眼鏡を掛ければ、プラスマイナスの差し引きで度が弱まります。


ハードコンタクト注意点

ハードコンタクトをお使いの方へ
DSC_0040新たに眼鏡合わせを行う前に、ハードコンタクトレンズをお使いになっている方への注意点です。