コンタクトを併用する近視眼

コンタクトと眼鏡を併用する中等度近視~の眼鏡作製注意点

一般的に皆様は、コンタクトレンズと眼鏡は「別々の物」と考えていることと思います。確かにコンタクトレンズと眼鏡は別々の物ですが、一方の合わせ方に対して、もう一方の合わせ方が決まってくるものでもあります。双方を同じ度数で作った場合、コンタクトレンズで視力が1.2ならば、眼鏡は1.2以下の視力となり、双方が同じ視力を得るには眼鏡の度数をコンタクトレンズよりも強くしなければ同じ視力にはなりません。

眼鏡とコンタクトレンズを頻繁に交代させながら使う「弱い度数」の人は、双方を同じ視力で合わせている場合も多く、違和感も何等感じていないことでしょう。基本的には、コンタクトレンズ装用者は中等度~が多く、度数が強い人の場合、眼鏡を作るにあたってはコンタクトレンズと同じ視力は求めません。度数を強めれば強めるほど、使いにくい眼鏡となってしまうことを懸念してのことです。

 

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文字が書いてあります。
この文字を目に例えます。
レンズがピタリと眼に付い
ています。コンタクトレン
ズは、この状態にあります。
眼鏡とコンタクトレンズの
違いについてです。
眼鏡の場合、眼とレンズと
の間に隙間があります。→
眼とレンズとの間に隙間を
持たせた結果です。度数が
大きくなる程、この作用も
大きくなります。

動画にて


普段はコンタクトレンズ使用の30代女性の場合

強度近視の例です。
「コンタクトレンズをはずした時の補助として、家の中で使う眼鏡を希望」弱めに合わせたいという意味です。

コンタクトレンズの度数と視力

R)-7.00D 視力1.0
L)-5.50D 視力1.0
両眼1.2


眼鏡処方度数

R)-8.00D 視力0.6
L)-6.00D 視力0.6
両眼0.8


「7.00D」の1割アップ⇒7.70D
度数が強い右眼は少々強めでないと反応が出ないため「8.00D」とする。
「5.50D」の1割アップ⇒6.05D
度数が弱い方は少々弱めでも反応が出て利き目でもあるため「6.00D」に。
コンタクトレンズと眼鏡のバランスを具合よく保つコツは、眼鏡の度数を使っているコンタクトレンズ度数の10%までに留めておくのがポイントです。

 

コンタクトレンズを使わない人達の眼鏡

中等度以上の近視になってくると、眼を多く使う仕事をしている人などは、極力強い度数を使う機会を最低限度に留める傾向が多く、当店では特に女性に多い眼鏡の持ち方です。コンタクトレンズや遠近両用レンズを使わない人は、以下のように「強」「中」「弱」と、それぞれの視力に分配させた眼鏡を持っています。常に使っているのは「弱い度数の眼鏡」というのも共通している点です。これは近視だからこそ出来る事です。
強い度数は弱い度数と比べても、遠くの一点を見る事については抜群に良く見えるのですが、弱い度数に比べて疲れますし視界も狭く感じてしまいます。この眼鏡は「〇〇用」この眼鏡は「〇〇用」というように、強さを分配させることで眼への負担を和らげているのです。

 

運転免許更新用に「両眼1.0」
R)-6.50D cyl-1.50D AX180° 視力0.8
L)-5.25D cyl-2.00D Ax180° 視力0.8
職場での中間用途「両眼0.7」
R)-5.50D cyl-1.50D AX180° 視力0.5
L)-4.25D cyl-1.00D Ax180° 視力0.5
近くを重視した常用「両眼0.5」
R)-4.50D cyl-1.00D AX180° 視力0.4
L)-3.25D cyl-0.50D Ax180° 視力0.4


運転免許更新用に「両眼0.9」
R)-7.00D cyl-3.50D AX15°  視力0.7
L)-8.50D cyl-3.50D Ax170° 視力0.7
常用「両眼0.6」
R)-6.00D cyl-3.50D AX15°  視力0.4
L)-7.50D cyl-3.50D Ax170° 視力0.4
近用(遠用の近視度数に+2.00D加入した度数)
R)-5.00D cyl-3.50D AX15°
L)-6.50D cyl-3.50D Ax170°
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